国土地理院撮影の
空中写真(2020年9月5日撮影)を加工
Art Link KANAYAMA
2024.11
2 sat / 3 sun / 4 mon / 9 sat
アートリンク金山とは
名古屋の金山エリアには、市民会館、音楽プラザ、金山南ビル美術館棟などの文化芸術拠点が集積しています。「アートリンク金山」では、芸術によるさらなるまちの活性化や、新たな劇場の整備やアスナル金山の再整備を核としたまちづくりに向けた検討が進められている金山の未来を共に考えるきっかけとして、アーティストと地域が協働する参加型アートプロジェクト「かなやまじんくらぶ」、名古屋の主要ギャラリーが集う新しいアートフェア「NAGOYA ART COLLECTION 2024」等の魅力的な企画を実施します。
About
Art Link KANAYAMA
かなやまじんくらぶ まちを歩いて本を作ろう
金山のまちのリサーチとZINE制作プロジェクト
参加型アートプロジェクト「かなやまじんくらぶ」では活動メンバーを募り、アーティストと一緒に金山のまちに出かけ、地域の方にお話を聞き、様々なプリントの手法を試しながらZINE*を制作していきます。ガイドブックに載っていない金山のまちの魅力、このクラブ活動から浮かび上がるまちの過去・現在・未来を、ZINEを通じて発信します。
*ZINE(ジン)とは、個人やグループが自由な手法、テーマで制作した冊子。
活動期間
2024年6月~11月
会場
金山エリア各所
参加アーティスト
一〇六印刷団〈山口麻加(版画家)、嶋崎出(印刷家)〉、河部圭佑(建築家)
企画監修
服部浩之
かなやまじんくらぶまつり
制作したZINEをお披露目し、みんなで楽しむイベントを開催します。
ZINEの展示、ZINE制作ワークショップ、参加アーティストによるトーク、音楽ライブ、などを行います。
日時
2024年11月9日(土)11:00~19:00
※11月3日(日)4日(月・祝)はZINEの公開制作を実施。(時間:3日 11:00~19:00、4日 11:00~17:00)
会場
金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)3F
参加費
参加無料/予約不要
URL
https://artlinkkanayama.jp/news/143.html
参加アーティスト
嶋崎出
嶋崎出(しまさき いずる)
メッセンジャー、印刷家、Daisy Messenger / Daisy Print Works代表
1976年富山県生まれ。自転車メッセンジャーとして名古屋の街中を走るかたわら、シルクスクリーンプリントとリソグラフのスタジオを主宰しローカルアーティストやショップのポスターやオリジナルグッズのデザインやプリントを手がける。 自転車利用者の地位向上や自転車走行の環境改善を集団走行で訴える世界的なムーブメント CRITICALMASS (クリティカルマス)の呼び掛け人の一人。親子向けの自転車教室も開催する。「社会運動とアートを自転車で繋ぐ」をテーマに活動し、2024年からは版画家の山口麻加と「一〇六印刷団」を結成し、各所にてワークショップやプロジェクトを行っている。メッセンジャーの世界大会 Cycle Messenger World Championships 2024 カーゴバイククラスにて準優勝。
山口麻加
山口麻加(やまぐち あさか)
版画家
1991年大阪府生まれ。モノタイプやコラグラフなどの版画技法を用いて、紙やインクといった物質とイメージの関係性を追求している。また、2016年より名古屋市内でオルタナティブ・スペース「波止場」を主宰し、展覧会やイベントなどの企画も行う。2024年からは印刷家の嶋崎出と「一〇六印刷団」を結成し、各所にてワークショップやプロジェクトを行っている。
近年の主な展覧会に「国際芸術祭地域展開事業 なめらかでないしぐさ 現代美術展 in 西尾」(2023年、西尾市各所)、「エマージング・アーティスト展 part2」(2021年、銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUM)、「VOCA展2020」(2020年、上野の森美術館)、三人展「田中藍衣・守本奈央・山口麻加」(2019年、愛知県美術館8Fギャラリー)などがある。
河部圭佑
河部圭佑(かわべ けいすけ)
建築家、河部圭佑建築設計事務所代表
1991年名古屋市生まれ。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース卒業、横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA修了。アトリエ・ワンに勤務の後、2017年に河部圭佑建築設計事務所を設立。2018年から2023年まで名古屋造形大学地域社会圏領域助手、2024年からは大同大学建築学部技術員兼非常勤講師を務める。
建築設計・インテリアデザインの他、インスタレーション・展覧会場構成・舞台美術など芸術分野に関連する活動も行う。2021年にはクリエイティブ・リンク・ナゴヤの前身である名古屋市文化施策推進体制準備委員会が主催するパイロット事業に参加した。
企画監修
服部浩之
服部浩之(はっとり ひろゆき)
キュレーター
1978年愛知県生まれ。2006年早稲田大学大学院修了(建築学)。2021年より東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻准教授。2024年より青森公立大学 国際芸術センター青森 [ACAC] 館長。アートセンターや教育機関を軸とし、公共性・コモンズ・横断性などをキーワードに様々な表現者との協働を軸にしたプロジェクトを展開。近年携わった企画に、アートサイト名古屋城2023「想像の復元」(2023年、名古屋城)、「200年をたがやす」(2021年、秋田市文化創造館)、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(2019年)、あいちトリエンナーレ2016「虹のキャラバンサライ 創造する人間の旅」(2016年、愛知県美術館ほか)など。
協力 : 金山駅前まちそだて会、株式会社 妙香園、理想科学工業株式会社
NAGOYA ART COLLECTION 2024
名古屋の主要なアートギャラリーが集結するアートフェア
コンテンポラリーアート隆盛の地である名古屋。その原動力のひとつは魅力的なギャラリーが数多あることです。名古屋では1980年代からさまざまなアートフェアが開催されています。今回の新たなアートフェア「NAGOYA ART COLLECTION 2024」には名古屋が誇るプライマリーギャラリーが集結。過去のレガシーを汲みながら、名古屋のアートシーンの活性化を目指します。
Event overview
名称
NAGOYA ART COLLECTION 2024
公式サイト
https://artfair-nac.jp/
会期
2024年11月2日(土)~4日(月・祝)
2日(土)11:00〜14:00 / プレビュー(VIP・プレス関係者)
2日(土)14:00〜18:00 / 一般公開
3日(日)11:00〜19:00 / 一般公開
4日(月・祝)11:00〜17:00 / 一般公開
会場
金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)4F
入場料
1,000円
※小学生以下無料。必ず保護者同伴でご来場ください。
販売方法
電子チケットサービス(ArtSticker)にて9月14日より販売。
紙チケットは公益財団法人名古屋市文化振興事業団チケットガイドおよび文化施設窓口ほかにて事前販売予定。当日は会場受付にて販売。詳細はこちら。
出展者
計14ギャラリー
(GALLERY IDF、AIN SOPH DISPATCH、Gallery HAM、KENJI TAKI GALLERY、JILL D'ART GALLERY、 Gallery NAO MASAKI、GALERIE hu:、GALLERY APA、gallery N、名古屋画廊、LAD GALLERY、 art gallery Komori、GALLERY UTSUROBUNE、SUBMARINE GALLERY)
企画・運営
お問い合わせ
NAGOYA ART COLLECTION 2024実行委員会事務局(GALLERY IDF内)
〒465-0051 名古屋市名東区社が丘1-201 IDFビル2F
TEL: 052-702-1206
E-Mail:info@artfair-nac.jp
トークセッション「まちづくりとアートの現在・未来」
Event overview
日時
2024年11月2日(土) 13:30〜16:30
会場
金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)5F
※トークセッションの会場を3Fから5Fへ変更いたしました。
内容
13:30~13:55
名古屋市による説明
『名古屋市の文化施策〜名古屋市文化芸術推進基本条例の制定と金山地区の再開発〜』
登壇者:
谷太陽(名古屋市観光文化交流局文化歴史まちづくり部文化芸術推進課長)
堀啓輔(名古屋市観光文化交流局文化歴史まちづくり部担当課長)
14:00~15:00
基調講演
『名古屋の現代美術を振り返る』
講師:
馬場駿吉(旧名古屋ボストン美術館 元館長、芸術評論家、俳人)
15:10~16:30
セッション
『名古屋のまちづくりとアートの現在・未来』
登壇者:
田中良知(金山駅前まちそだて会会長)
小田井孝夫(2020 NAGOYA AKIYA LOOK BOOK/金城市場オーナー)
山田晋平(映像作家/みずのうえ文化センター)

モデレーター:
古橋敬一(愛知学泉短期大学専任講師)
定員
50名程度/先着順・予約不要
主催
アートリンク金山実行委員会
構成:名古屋市、クリエイティブ・リンク・ナゴヤ、公益財団法人名古屋市文化振興事業団
プロフィール
馬場駿吉
馬場駿吉(ばば しゅんきち)
旧名古屋ボストン美術館 元館長、芸術評論家、俳人
旧名古屋ボストン美術館 元館長、芸術評論家、俳人、医師(医学博士)。名古屋市立大学名誉教授(耳鼻咽喉科学)。名古屋演劇ペンクラブ理事長、名古屋造形大学客員教授。医学研究のかたわら句作。1960年代から、美術、舞踊、演劇、映像、音楽、文学などの現代芸術の最前線に立ち会い、評論やエッセイを幅広く執筆。元愛知県立芸術大学客員教授。中日文化賞受賞(2019)。
田中良知
田中良知(たなか よしとも)
金山駅前まちそだて会会長
1998年、家業である日本茶専門店「株式会社妙香園」に入社。2020年創業105年を迎える年に代表取締役に就任。 伝統とは挑戦の連続を持って創るものと考え、暖能にあぐらをかくことなく新たな取り組みをし続ける。 2021年「金山駅前まちそだて会」が発足し初代会長を務める。毎日数十万人が乗降する金山駅のポテンシャルを活かし、金山駅前地域を名古屋の玄関口とし、様々な魅力を発することで「交通拠点」から「交流拠点」へと進化させる活動をしている。
小田井孝夫
小田井孝夫(おたい たかお)
2020 NAGOYA AKIYA LOOK BOOK/金城市場オーナー
2020年に北区清水〜尼ケ坂エリアの空き家をまとめた小冊子「NAGOYA AKIYA LOOK BOOK」を制作。手描きによる商品カタログ風の紙面が一部で評判を呼び、「コロッケ屋みね」「食堂酒場ケケ」「まなみ古書店」といった個性的な店舗が、空き家を改造して次々とオープン。また昭和30年創業の「金城市場」を3年かけて修復し再生。月イチ開催の「金城夜市」をはじめ各種イベントが盛況となるなど、古い町並みが残る下町エリアに新風をもたらしている。
山田晋平
山田晋平(やまだ しんぺい)
映像作家/みずのうえ文化センター
愛知県豊橋市在住。演劇やコンテンポラリーダンスを中心に、様々な舞台芸術の上演内で使用される演出映像の製作が専門。近年では、現代美術家とのコラボレーションによるプロジェクションマッピング作品や、演劇作家との映像インスタレーションなどの製作も行う。また、劇場や美術館にとどまらず、まちなかの建物や生活空間にまで表現の場を広げ、サイトスペシフィックなアートプロジェクトの企画・監修なども行っている。
古橋敬一
古橋敬一 (ふるはし けいいち)
愛知学泉短期大学専任講師
アラスカ留学にて先住民族の文化再生運動に多大な影響を受ける。帰国後、大学院にて多様な社会活動に没入。2008年より名古屋市内のまちづくり団体にて現場マネジメントに従事。2022年より、大学教員としての新境地に挑んでいる。人と社会とその関係に関心がある。博士(経営学)。クリエイティブ・リンク・ナゴヤ理事。
アクセス
金山南ビル美術館棟( 旧名古屋ボストン美術館 )
JR東海道・中央本線、地下鉄名城線、名鉄名古屋本線「金山駅」下車、南口より徒歩1分
お問い合わせ
アートリンク金山実行委員会事務局(クリエイティブ・リンク・ナゴヤ内)
名古屋市中区栄三丁目18番1号 ナディアパークビジネスセンタービル19階
Email:info@creative-link-nagoya.jp
URL: https://creative-link-nagoya.jp
TEL: 052-211-9761 / FAX: 052-291-4005
主催:アートリンク金山実行委員会
構成:名古屋市、クリエイティブ・リンク・ナゴヤ、公益財団法人名古屋市文化振興事業団
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