ZINEで出会う、楽しむ!金山のまち。
かなやまじんくらぶまつり
「かなやまじんくらぶ」で制作したZINEをお披露目し、みんなで楽しむおまつりを開催します!
このプロジェクトでは版画家、印刷家、建築家といった3名のアーティストを中心に公募メンバー12名も参加して、まちなかでのワークショップ、インタビュー、まち歩きなどを通して、金山をテーマに複数のZINEを制作してきました。「かなやまじんくらぶまつり」では、制作したZINEの展示、ワークショップ、トーク、ライブを実施します。こどもも大人も一緒に、ZINEから金山のまちを楽しみましょう。
日 時|2024年11月9日(土)11:00~19:00
会 場|金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館) 3F
名古屋市中区金山町1丁目1-1
アクセス|JR東海道・中央本線、地下鉄名城線、名鉄名古屋本線「金山駅」下車、南口より徒歩1分
【参加無料/予約不要】
■イベントタイムテーブル
11:00~18:30 ZINE作りワークショップ [対象年齢:4歳程度から] |
12:00~12:30 シャロン少年少女合唱団 合唱+K-POPダンス発表 |
13:00~13:40 かなやまじんくらぶ「建築チーム」 リサーチ結果トーク 聞き手|河部圭佑(建築家) |
14:30~15:00 角田波健太 ソロライブ |
15:30~16:10 小鳥と象 ZINEの朗読とギター |
16:30~18:00 アーティストトーク+座談会 登壇|一〇六印刷団 (山口麻加〈版画家〉、嶋崎出〈印刷家〉)、 河部圭佑(建築家) 座談会参加|田中良知(金山駅前まちそだて会会長)、 かなやまじんくらぶメンバー、会場のみなさま 聞き手|服部浩之(キュレーター) |
■プロフィール
かなやまじんらくぶまつり 出演者
シャロン少年少女合唱団
2024年2月に藤原歌劇団団員のオペラ歌手・船橋利先(フナハシリソン)によって設立。金山近郊の小学生から大学生が参加し、オペラ、演奏会、コンサートに出演している。童謡、合唱曲、歌曲、アニメソング、ミュージカル、オペラ、クラシックからK-POPまで、幅広いジャンルの曲を歌う。毎週土曜日の午前中に稽古を実施。
かなやまじんくらぶ「建築チーム」
金山の魅力発信に取り組む建築学生が、「かなやまじんくらぶ」にて建築家の河部圭佑と共にまちのリサーチとドローイングの制作を実施。 参加している建築学生は、「金山学園祭」を運営している「よりどころ班」に所属する大同大学の学生。「金山学園祭」は、金山駅前まちそだて会が「学生も大人もチャレンジしてほしい」をテーマに「学生アイディアマラソン」を開催し、優勝した企画が母体となっている。2024年度には、愛知建築士会が開催した「建築・まちづくり学生活動コンペ」に入賞。
参加メンバー:平田祐貴、鈴木佳那子、大辻千太郎、大野倭、川井菜々子、河本駿哉、佐野文香、中川芙海
角田波健太(つのだはけんた)
名古屋市生まれ、名古屋市在住。日々の生活で見たり経験して感じた事を歌う。「真実はchoose毎日のドラマにコーヒーと文化を」を胸に、金山にある喫茶店・ブラジルコーヒーを営んでいる。THE PYRAMIDとしてバンド活動も行う。角田波健太として、3rdアルバム『Aleatório』をミロクレコードより配信。相生山らぶぁ
X:角田波健太@tsunodakenta 金山ブラジルコーヒー@kanayamabrazil
小鳥と象(ことりとぞう)
ボーカリストのヨダアミとギタリストのトシロタカヒロによるアンサンブルデュオ。「暮らしに灯る音楽を。」をコンセプトに、愛知を拠点としてギャラリーやカフェ、アートイベントなどで演奏している。温もりと透明感のある音色が特徴。その場で得た情報からメロディを紡いでいく”即興演奏”も得意としている。 2021年に1stアルバム『fune』、2024年に2ndアルバム『linger』をリリース。
Website:https://kotoritozou.jimdofree.com/
Instagram @kotoritozou
田中良知(たなか よしとも)
金山駅前まちそだて会会長。1998年、家業である日本茶専門店「株式会社妙香園」に入社。2020年創業105年を迎える年に代表取締役に就任。伝統とは挑戦の連続を持って創るものと考え、暖能にあぐらをかくことなく新たな取り組みをし続ける。2021年「金山駅前まちそだて会」が発足し初代会長を務める。毎日数十万人が乗降する金山駅のポテンシャルを活かし、金山駅前地域を名古屋の玄関口とし、様々な魅力を発することで「交通拠点」から「交流拠点」へと進化させる活動をしている。
かなやまじんくらぶ 参加アーティスト
山口麻加(やまぐち あさか)
版画家
1991年大阪府生まれ。モノタイプやコラグラフなどの版画技法を用いて、紙やインクといった物質とイメージの関係性を追求している。また、2016年より名古屋市内でオルタナティブ・スペース「波止場」を主宰し、展覧会やイベントなどの企画も行う。2024年からは印刷家の嶋崎出と「一〇六印刷団」を結成し、各所にてワークショップやプロジェクトを行っている。近年の主な展覧会に「国際芸術祭地域展開事業 なめらかでないしぐさ 現代美術展 in 西尾」(2023年、西尾市各所)、「エマージング・アーティスト展 part2」(2021年、銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUM)、「VOCA展2020」(2020年、上野の森美術館)、三人展「田中藍衣・守本奈央・山口麻加」(2019年、愛知県美術館8Fギャラリー)などがある。
嶋崎出(しまさき いずる)
メッセンジャー、印刷家Daisy Messenger / Daisy Print Works代表
1976年富山県生まれ。自転車メッセンジャーとして名古屋の街中を走るかたわら、シルクスクリーンプリントとリソグラフのスタジオを主宰しローカルアーティストやショップのポスターやオリジナルグッズのデザインやプリントを手がける。自転車利用者の地位向上や自転車走行の環境改善を集団走行で訴える世界的なムーブメント CRITICALMASS (クリティカルマス)の呼び掛け人の一人。親子向けの自転車教室も開催する。「社会運動とアートを自転車で繋ぐ」をテーマに活動し、2024年からは版画家の山口麻加と「一〇六印刷団」を結成し、各所にてワークショップやプロジェクトを行っているメッセンジャーの世界大会 Cycle Messenger World Championships 2024 カーゴバイククラスにて準優勝。
河部圭佑(かわべ けいすけ)
建築家、河部圭佑建築設計事務所代表
1991年名古屋市生まれ。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース卒業、横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA修了。アトリエ・ワンに勤務の後、2017年に河部圭佑建築設計事務所を設立。2018年から2023年まで名古屋造形大学地域社会圏領域助手、2024年からは大同大学建築学部技術員兼非常勤講師を務める。建築設計・インテリアデザインの他、インスタレーション・展覧会場構成・舞台美術など芸術分野に関連する活動も行う。2021年にはクリエイティブ・リンク・ナゴヤの前身である名古屋市文化施策推進体制準備委員会が主催するパイロット事業に参加した。
かなやまじんくらぶ 企画監修
服部浩之(はっとり ひろゆき)
キュレーター
1978年愛知県生まれ。2006年早稲田大学大学院修了(建築学)。2021年より東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻准教授。2024年より青森公立大学 国際芸術センター青森 [ACAC] 館長。アートセンターや教育機関を軸とし、公共性・コモンズ・横断性などをキーワードに様々な表現者との協働を軸にしたプロジェクトを展開。近年携わった企画に、アートサイト名古屋城2023「想像の復元」(2023年、名古屋城)、「200年をたがやす」(2021年、秋田市文化創造館)、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(2019年)、あいちトリエンナーレ2016「虹のキャラバンサライ 創造する人間の旅」(2016年、愛知県美術館ほか)など。